生徒会の秘蜜〜ケモノ達の誘惑〜
狼とひとつベッドの上:來美side
――――………
「この部屋は……?」
ソラさんに連れてこられたのは、ベッドが4つある生徒会室よりも広い部屋。
大きな窓がひとつあって、明るい太陽の光が部屋を照らしている。
「僕達が寝るための部屋」
ソラさんはそう言うと、奥の窓際のベッドに歩いていった。
「ここで……ですか?」
この学校はちゃんと寮があった気がするんだけど……。
「生徒会役員の全員が寮に入ってるわけじゃないからね」
ソラさんはそうゆうと、身体をこっちに向けてベッドに横になった。
部屋があるってことは、泊まり込みの仕事もあるって事かな??
たいへんなんだ……生徒会って。
「おいで?」
「……えっ///」