生徒会の秘蜜〜ケモノ達の誘惑〜
おいでって……///
考え込んでいたあたしは、ソラさんの言葉に頭が追いつかない。
「だって、眠いから屋上で寝てたんでしょ?」
今のソラさんの言葉で、やっと頭がさっきの言葉を理解した。
眠かった訳じゃないんだけどなぁ……。
色々考え事してたら寝ちゃってて、起きたら目の前にソラさんがいたんだよね。
…………っ///
屋上の事、思い出しちゃった。
顔が熱くなっていく。
「これからは、ここで寝ればいいよ」
「……えっ?今、なんて??」
意識が別のところにトリップしてしまったあたしは、話をよく聞いていなかった。
「だから……」
ソラさんは、ベッドの少しだけ余っている部分をぽふぽふと叩いた。
「ここで??いや……、ここにかな。寝ればいいよ」
ソラさんは少し考えた後答えを出すと、またおいでと優しく微笑んで囁いた。