白い鼓動灰色の微熱
多分、これ以降の放送ではこの映像ではカットされるだろう。
 
いくらぼかしを入れても、これでは苦情殺到モノだ。
 
これ一回だって、かなり苦情は来るだろう。よく、このまま放映したなと思う。
 
しかし、だ。
 
咲だ。
 
豊は食べかけのラーメンを置いてふらりと立ち上がった。
 
警察に、行かなくては。
 
豊の頭の中は、そのことで一杯だった。
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