白い鼓動灰色の微熱
キヨカの綺麗な指を彼女から自由にしてあげたい思いもある。

それなのに、それ以上に生身のキヨカを手に入れたくなった。
 
彩人のモノなのに。
 
いや、彩人のモノだからこそ、手に入れたいんだと思う。
 
彩人とは好みが完全に一致していた。
 
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