君が嫌いな君が好き
【稚葉弥side】
・・・智ってさ
まじアホでしょ
なんで好きでもないあたしに
キスなんて・・・するの?
苦しい・・・
苦しいよ・・・
でも、なんでだろ
あたし・・・全然嫌じゃない―――・・・
だけど・・・
恥ずかしい―――――・・・
気づいたらあたしは智を突き飛ばしていた。
「痛ってぇ・・・何すんだよ」
「“何すんだよ”はこっちの台詞だよ!!!
何考えてんの!?
信じられない!!!
いきなり・・・キ・・・スするなんて!!!
馬鹿っっ!!アホっっ!!ドジっっ!!間抜けぇぇぇぇっっ!!!」
「そんな怒んなって!
ごめんって、悪かったって。
もう忘れろよ、な?」
―――――ズキン・・・
・・・何それ
自分でしといて
忘れろって・・・馬鹿じゃないの?
「・・・って・・・」
「?」
「最っ低っっ!!!!!
智なんてもう嫌い!!
馬鹿っっ!!!」
もうほんとに―――――
大っ嫌い
・・・智ってさ
まじアホでしょ
なんで好きでもないあたしに
キスなんて・・・するの?
苦しい・・・
苦しいよ・・・
でも、なんでだろ
あたし・・・全然嫌じゃない―――・・・
だけど・・・
恥ずかしい―――――・・・
気づいたらあたしは智を突き飛ばしていた。
「痛ってぇ・・・何すんだよ」
「“何すんだよ”はこっちの台詞だよ!!!
何考えてんの!?
信じられない!!!
いきなり・・・キ・・・スするなんて!!!
馬鹿っっ!!アホっっ!!ドジっっ!!間抜けぇぇぇぇっっ!!!」
「そんな怒んなって!
ごめんって、悪かったって。
もう忘れろよ、な?」
―――――ズキン・・・
・・・何それ
自分でしといて
忘れろって・・・馬鹿じゃないの?
「・・・って・・・」
「?」
「最っ低っっ!!!!!
智なんてもう嫌い!!
馬鹿っっ!!!」
もうほんとに―――――
大っ嫌い