君が嫌いな君が好き
「じゃあさ稚葉弥!
今日の帰り道さー・・・」



咲南ちゃんはあたしに耳打ちを始めた。


「えぇえ!?」

あたしは驚いて声をあげてしまった。

「おっけぃ?」

さくさくと進める咲南ちゃんに逆らうのは無理で。

「う・・・・うん。
頑張ってみる」

・・・って言ってしまった・・・。



その日の帰り道。


「稚葉弥、帰るぞ」


いつも通り、智が迎えに来てくれて。


あたしは智の少し後ろを歩く。





そして・・・計画実行。
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