君が嫌いな君が好き
次の日。

あたしは咲南ちゃんに作戦をばっちり考えてもらって・・・

いざ、智に向かう!!!!


「あ、おはよ稚葉弥」


!
智め~・・・出てきた出てきた。

あくびしながらあいさつする智。


んで、ここで作戦実行!!!


しかと→すたすた1人で歩き始める!!!


「おい・・・稚葉弥??」


焦ってる焦ってる♪♪


「待てって稚葉弥!!」


智がそう言った瞬間、あたしはすかさず眼に目薬を。

そして勢いよく智のほうを見た。



「あたしのこと好きじゃないんでしょ!!?
もうあんたなんて知らない!!馬鹿っ!阿保っ!ドジっ!間抜けぇッ!!」



ひどいこと言ってることはわかる。

だけど咲南ちゃんにこう言えって言われた以上、逆らえない――――――・・・。
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