僕夢
「よかった~!まだここにいたんだね!」
走ってきたらしい。
息、きれてる。
「昇降口に行ったんじゃないの?」
「校舎の反対側ってどっち?わかんないから学校ぐる~ッっと回ってきたんだけど・・・」
うそでしょ?
この学校、結構広いって有名なんだよ?
運動得意なんだね。
「私も昇降口に行くんだけど・・・一緒いく?」
「ほんとに!?」
ありがとうって笑顔で言うキミ。
こっちも笑顔になっちゃうよ。
キミと二人並んで
昇降口まで歩き出した。