はじまりのうた
しかし、ある日の事―――
「おい!みんな聞けよ!」
クラスの仕切りたがりでいつもお調子者の
"長谷川元太"
通称は"はっせー"である。
私が1番苦手なタイプで、正直うざい。
「俺たちのクラスに転校生来るんだってよ!」
クラス全体がどよめく。
私は特に興味がなかった。
誰が来ようと、私自身に害はないと思うから。
「はっせー、それ本当なの?」
「女子なの?男子なの?」
女子だろうが、男子だろうが私には関係ない。
どっちでもいいだろう、って思ってしまう。
「何か、俺の勘では・・・男子?」
「はっしーの勘じゃ、意味ないよー」
「んー、まぁ!楽しみに待とうじゃないの!」
本当に長谷川はうざい奴だ。
何でこんな奴がクラスの女子に人気があるのか。
私にはまったく分からなかった。
「おい!みんな聞けよ!」
クラスの仕切りたがりでいつもお調子者の
"長谷川元太"
通称は"はっせー"である。
私が1番苦手なタイプで、正直うざい。
「俺たちのクラスに転校生来るんだってよ!」
クラス全体がどよめく。
私は特に興味がなかった。
誰が来ようと、私自身に害はないと思うから。
「はっせー、それ本当なの?」
「女子なの?男子なの?」
女子だろうが、男子だろうが私には関係ない。
どっちでもいいだろう、って思ってしまう。
「何か、俺の勘では・・・男子?」
「はっしーの勘じゃ、意味ないよー」
「んー、まぁ!楽しみに待とうじゃないの!」
本当に長谷川はうざい奴だ。
何でこんな奴がクラスの女子に人気があるのか。
私にはまったく分からなかった。