甘いKissをあなたに

「………り…な…」




「……か…り…な…」




…ん……誰…?




「…かり…な…」




「…香里奈…!起きろ!!」



パチッ!




私は目が覚めた。



「香里奈!身体は大丈夫かぁ??」




「建人…」




「お前の友達に香里奈が倒れたって聞いた時は心臓止まるかと思った…心配したんだぞ…」




「ごめんね、もう大丈夫だから…」




「そっかぁ…」




建人は私の頭を撫でた。




「そういえば…さっき保健室の先生が『さっきも、もう一人男の子が来たけど…』つってたんだけど…オレ以外に誰か来た??」




「ん〜〜〜わかんないや!さっきまで寝てたから」




「そうだよな…まぁいいや」




「…ん……?香里奈そんな指輪してたっけ??」




「指輪…?」




指輪なんかしてたっけ…
でも、どこかで見たきが…









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