ソラと私と記憶の欠片*

振り向かなくても、誰だか分かってる。
だって今...ココには2人しか居ないのだから、コノ世界の流に左右されない
別世界のモノしか存在しない。




「ラフ、」


この人は(?)いつも、たった1人だった...

一族に背いても、愛を貫いた。

その想いは、決して報われなかったけれど...


「寂しくないの?」

「はぁ?」

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