ソラと私と記憶の欠片*
「お待たせ...ソラ」
にっこりともう一度微笑んで見せた。
次の瞬間、その柔らかな笑みは消え失せ冷酷なソレに変化している。
その細く今にも折れてしまいそうな腕に、力を込め体をお越し、ソコに在る自分の影と向き合う形でたっている。
「...あなたは私の影でしょ?影は、影らしく大人しくしてなさいっ!」
コノ場所に、るかの姿はすでになく 変わりに在るのは。――――ルナンだけ
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