ソラと私と記憶の欠片*

力を込めた、その一言で影を拘束する

「や、だ嫌ぁあッ何でよ...どうしてあたしは生きちゃいけないの?、あたしだって、あたしだって...誰かに愛されたいだけなのにっ!」


スッ それが影の最後の言葉になった。今はルナンの足元で大人しくしている。
ただの影として。

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