ソラと私と記憶の欠片*


穏やかな口調で、こう告げる。

「明日になれば、分かるから」


「はぁ?っ何いって___」

振り替えると、そこには誰も居なかった。
居ないと分かりつつも 名残惜しそうにその場を見つめていた。





俺は、言葉の真意を確かめるべく 今となっては大儀なだけの学校へ向かっている。
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