ソラと私と記憶の欠片*



「ルナン、放っておけよあれは好きでやってんだから」

半ば呆れ気味で口を開く。

「それより、アイリお前こっちの世界に渡ってから実の兄に挨拶ひとつなしかよ」


「お久しぶりです、お兄様。」


言葉だけ聞けば、とても微笑ましいモノを感じるが..
問題はアイリが棒読みだと言うこと。
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