ソラと私と記憶の欠片*



「...ソラ?仮にもお兄ちゃんでしょ。アイリだって今幾つだと思ってるの?」
ぐしゃぐしゃの顔を、さらに歪め訴える。

「お、お兄ぢゃんの゙馬鹿ぁあー。アイリ、淋しかったの、に゙...ズビッ」

ソラを一瞬避難の目で見たが、今はアイリを何とかするコトにした。

「アイリは、偉い偉い。」
本当 アイリには、感謝してる。こっちに来る為の手はずを全て整えてくれた。
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