ソラと私と記憶の欠片*


「貴様ッ」




「あはははは、あはは!」
まったく、笑えるよ。
どうして いつの時代も、下らない理由で俺たちを縛るんだ。

今度こそは、と思って
コノ世界を繰り返してきた。




もう、コノ世界に用は無い。



「わぁ―――ッ!!」


ルナンは泣いてた、何れだけ悲しませれば、何れだけお前を殺せば...救われるんだ?





彼の瞳からは、熱い雫が伝っていた。
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