ソラと私と記憶の欠片*
アイリの願い
「ずっるぅううい゙!」
そう叫んで暴れているのは、
ドッカーン
ガシャアーン!
「アイリは認めないッ認めません!」
例のように例のごとく、アイリ。
「2人きりでデゥエート(デートですってぇええッ?」
「ま、そーゆーコトだからよろしく」
鏡に映る自分と、にらめっこしながらソラは妹を軽くかわした。
....にしても
うちの姫は、まだ起きないのか?
「おい、アイリ」
頬をおもいっきし、不満そうにぶっすぅ とさせている。ただの変顔にしか見えない
「あ゙?なによ」
「ルナン起こしてきて」
.......!
一瞬ぽかーん として
意味を理解したのか、表情が 一変した。
ギィ
「はぁーいっ♪」
鼻歌を歌いながら、スキップをし 妹は部屋を後にした。