ソラと私と記憶の欠片*
○●○●○
遠くの方で輝く町の明かり、人なんて豆粒みたいに小さく見える。
ポーン
『ただいま、頂上に差し掛かりました____』
ガタガタ ガ タ
「ちっぽけな世界...ちっぽけな、私の世界...」
窓に手を当て、頬っぺたをぴたっと 張り付け眺めながら呟いた。
「ルナン...」
そんな、彼女を見たら
胸が苦しくなって、抱き締めようと_____した
「触らないで!」
自分で自分を守るように、強く抱き締めながら 震えた。