ソラと私と記憶の欠片*


「それでも、それでも俺は、ルナンを愛してる!」


綻び始めた 世界の端っこで叫んだ。

「ソ、ラ...あたしは、」

もう 数え切れないほどの世界を、あなたと繰り返してきた。

「あなたが居ない世界なんて、要らない...!」


終焉の姫は、世界の全て。 コノ世界を終わらせないための、贄として殺されるのか...。


時の審判、否
愛するモノの手によって、その想いが世界を紡ぎ 造り出す。
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