プラチナ学園
「じつはそいつらが中心で乃依をいじめてるの。」

「えっ!?」

「上履きが無かったのもそのせい。だからなんで有希が、乃依をいじめるのか原因を調べてたの。」

「そんなの家に帰ってから調べてもよかったんじゃないか?」

「家に帰ってからだと、有希がばれないようにパソコンにロックをかけることもできる。それをされたら一番知りたいことがわからないからね。だから学校を休んで調べてたの。」

姫。あたしのために学校休んで、2日も徹夜して調べてくれてたんだ・・・

「そんなことがあったんだ。でもなんで斎藤さんは乃依をいじめてるの?」

うん。それはあたしも気になってたよ。大貴。

「莉衣が思うには、金本先輩が乃依に告ったからじゃないかなぁ。有希たちは金本先輩のファンだし。」

『なんで告られたこと知ってるの~。斎藤さんたちは~!』

「えっ!?」

「って思ったでしょ。」

なんでわかったんだろ?

「顔に書いてありました。」

「そうですか。」

「図星でしょ?」

「はい。」

あたしは一瞬莉衣がエスパーになったのかと思った・・・



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