バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生《夕顔の恋の行方》
園に戻ってからは、国分君に教わりながら小人の衣装を作った。




『あら、夕顔凄いじゃない。国分君ありがとうね。



夕顔はやっぱセンスあるわね。



私ミシン苦手だから。』





そうママはお裁縫は苦手、美憂と健太郎の給食袋はみな私が作った。




私の時は下手なりにママがみんな手作りしてくれた。



『夕顔、土曜日のお遊戯会も手伝って貰えると嬉しいだけどな。



午前中で終わるしいいかな?』




どうせ暇だし、家にいれば将一の事ばかり考えてしまう。




「ママ土曜日お手伝いさせて、それと日曜日出掛けてもいい?」




『将一君とデート?』




私は左右に首を振った。




「違うの、国分君のサッカーの試合を見に行くのいいかな?」





ママが驚いた顔をした。








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