バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生《夕顔の恋の行方》
『腰は大丈夫なんですか?』




豪快に笑う一輝さん。




「俺も年だよ、チビ風呂入れて転けてさ、39才にはきついかもな。」




一輝さんは若く見える。




華さんが29才には驚いた、しかも高校生で夕顔の母親になったなんて、




華さんが見た目よりも逞しい事が分かる。




『一輝さんは華さんの何処に引かれたんですか?』




一輝さんが俺を見る、「多分一目惚れだよ。夕顔がなついちゃって離れなくて、


俺も華を離したくなかった。



華とずっと一緒にいたいって思った。



俺の幸せは華といる事だったから、二人で幸せになりたかった。



だけど、華には一杯苦労させてしまったよ。



華あぁ見えて芯は強い女なんだ。



俺は10才も年下の華にいつも甘えているよ。



俺は華なしでは生きていけないからな。」




一輝さんが羨ましいと思った。




俺も一輝さんのようになりたいと思った。









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