バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生《夕顔の恋の行方》
『将一君偉いね、俺はそんな約束守れそうにないよ。


だから、夕顔が華に色々相談してたんだね。



将一君が本当に夕顔に手出さなかったなんて意外でごめん、



つい笑ってしまったよ。



ごめん、ごめん、将一君俺が言った約束なのに、



すっかり忘れていたよ。』



一輝さんそれはないですよ、俺がどれだけ我慢したか分かります。





『あの頃の夕顔はまだ何も知らない中学生だったし、将一君はどうみても真面目な中学生に見えなかったからね。



親としてはかなり不安だったんだよ。



たけど、夕顔の真っ直ぐな気持ちを否定出来なかったから、



将一君にはきつい条件を出したんだよ。



まさか、4年もこの交際が続くと思わなかったし、約束も守られていたなんて、


将一君、君はりっぱな男だよ。』




俺は一気に体中の力が抜けた。









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