Anniversary.
「まおも充分。 可愛いから」
「~~~ っっ」
体が一気に熱を持つ。
不意打ちってヤツだ。
可愛いなんて普段は言わないくせに。
一体どんな風の吹き回し?
「まお、どーした? 顔が赤いぞ」
意地悪は今日も健在。
どうして赤くなっている分かっているくせに、わざわざ言うなんて。
いっくんの意地悪っ!
「ほら、行くんだろ? 行くぞ」
あたしの後ろを歩いていたのに、今はあたしの前。
フドー着きのグレーのパーカーを着ているいっくんが、なんだかいつもよりかっこよく見える。
ホワイトデー。 …… だから、かな?
うん、きっとそうだ。
「~~~ っっ」
体が一気に熱を持つ。
不意打ちってヤツだ。
可愛いなんて普段は言わないくせに。
一体どんな風の吹き回し?
「まお、どーした? 顔が赤いぞ」
意地悪は今日も健在。
どうして赤くなっている分かっているくせに、わざわざ言うなんて。
いっくんの意地悪っ!
「ほら、行くんだろ? 行くぞ」
あたしの後ろを歩いていたのに、今はあたしの前。
フドー着きのグレーのパーカーを着ているいっくんが、なんだかいつもよりかっこよく見える。
ホワイトデー。 …… だから、かな?
うん、きっとそうだ。