Anniversary.
School Trip. 4th Day.
お世話になりました。
今日は新幹線に乗って、高校に向かう。
の、前に……。
ロビーに集まって、ホテルの人に挨拶をする。
少しだけ時間があるので……。
「平本先生ー!」
「木下さんどうかしましたか?」
実は昨日。
いっくんと部屋に戻るときに、平本先生に見つかってしまった。
たまたま平本先生の部屋の前を通ったら、見回りに回りに行く平本先生が出てきたのだ。
「昨日はありがとうございました」
「いえいえ、あの後は見つからずに良かったですね」
平本先生はあたしたちのクラスの国語の先生。
バスケ部の副顧問でもある。
「見付かったのが平本先生で良かったです」
見付かった時、あたしもいっくんも“怒られるっっ”って思ったんだよね。 でも、そこは平本先生。
「――― 部屋に入っていて」
そう言って、あたしといっくんを平本先生の部屋に入れてくれた。
なんだか丁度、先生たちの見回りだったらしく……。 廊下には先生たちが沢山いたみたい。
の、前に……。
ロビーに集まって、ホテルの人に挨拶をする。
少しだけ時間があるので……。
「平本先生ー!」
「木下さんどうかしましたか?」
実は昨日。
いっくんと部屋に戻るときに、平本先生に見つかってしまった。
たまたま平本先生の部屋の前を通ったら、見回りに回りに行く平本先生が出てきたのだ。
「昨日はありがとうございました」
「いえいえ、あの後は見つからずに良かったですね」
平本先生はあたしたちのクラスの国語の先生。
バスケ部の副顧問でもある。
「見付かったのが平本先生で良かったです」
見付かった時、あたしもいっくんも“怒られるっっ”って思ったんだよね。 でも、そこは平本先生。
「――― 部屋に入っていて」
そう言って、あたしといっくんを平本先生の部屋に入れてくれた。
なんだか丁度、先生たちの見回りだったらしく……。 廊下には先生たちが沢山いたみたい。