Anniversary.
未発達の気持ち。
――― Itsuki.
確かに俺は言った。
『――― ゆっくり休めよ』
でもさ……。 ゆっくり休みずきじゃね?
「まお、気持ち良さそう」
「赤ちゃんみたーい」
……… 熟睡しすぎだ、バカッ。
寝るなら人の居ないようなとこで、寝ろよ。
今は、新幹線の中。
5人で席を向かい合わせて座っているが。
「チョー、熟睡じゃない?」
「疲れているんだよ、きっと」
愛川と友川がまおをずーっと見ている。
明るいとこでまおを見るのが初めてなのか、二人とも。 ……… テンション、上がりすぎだろ?
「まつげ、やっぱりながーいっ」
「ほっぺ、とか柔らかい」
俺は何度かまおが家に来て昼寝するからその時にまおの寝顔は見た。
言うなら。
頬や髪まで触った事もある。
確かに俺は言った。
『――― ゆっくり休めよ』
でもさ……。 ゆっくり休みずきじゃね?
「まお、気持ち良さそう」
「赤ちゃんみたーい」
……… 熟睡しすぎだ、バカッ。
寝るなら人の居ないようなとこで、寝ろよ。
今は、新幹線の中。
5人で席を向かい合わせて座っているが。
「チョー、熟睡じゃない?」
「疲れているんだよ、きっと」
愛川と友川がまおをずーっと見ている。
明るいとこでまおを見るのが初めてなのか、二人とも。 ……… テンション、上がりすぎだろ?
「まつげ、やっぱりながーいっ」
「ほっぺ、とか柔らかい」
俺は何度かまおが家に来て昼寝するからその時にまおの寝顔は見た。
言うなら。
頬や髪まで触った事もある。