Anniversary.
デザートは“別腹”って事で、何個でも食べられる。
よーしっ、まだ来い!
「愛川!」
陽太くんだ!
「どうしたの? 桐谷」
「昼食後、5分くらいミーティングだってさ」
「了解!」
「――― 陽太くんっ!」
優ちゃんに用事を終えて、戻ろうとする陽太くんをつい。 呼び止めてしまった。
不思議そうな顔しているよー。
どうして呼び止めたりなんてしたんだろう……。
「どうした? まおちゃん」
「いっくん…… 何か、言っていた?」
「樹? 何も行ってないと思ったけど? まだバス降りてから話してねーからわからねーけど」
「そっか、ゴメンね」
陽太くんには何も言っていないか。 直接いっくんに聞いた方がいいかも。
全く、普段は“笑えっ!”なんて人には言うくせに。
肝心ないっくん本人が笑っていないんじゃ意味がない。
よーしっ、まだ来い!
「愛川!」
陽太くんだ!
「どうしたの? 桐谷」
「昼食後、5分くらいミーティングだってさ」
「了解!」
「――― 陽太くんっ!」
優ちゃんに用事を終えて、戻ろうとする陽太くんをつい。 呼び止めてしまった。
不思議そうな顔しているよー。
どうして呼び止めたりなんてしたんだろう……。
「どうした? まおちゃん」
「いっくん…… 何か、言っていた?」
「樹? 何も行ってないと思ったけど? まだバス降りてから話してねーからわからねーけど」
「そっか、ゴメンね」
陽太くんには何も言っていないか。 直接いっくんに聞いた方がいいかも。
全く、普段は“笑えっ!”なんて人には言うくせに。
肝心ないっくん本人が笑っていないんじゃ意味がない。