リアルな秘めゴト
「そんなルカ先生には、罰ゲームをしてもらいませんとね?」
「何でそんな事をしなくちゃいけないんですか…!」
「大事な彼氏の名前を知らないなんて、ありえない事だからですけど?」
背中を強く掴まれている為、あたしは逃げる事も出来やしない。
そんな怪しい雰囲気の中、どんどん櫂さんの顔があたしに近付いてきて、優しく唇同士が触れた。
もちろん、あたしと櫂さんの唇。
「ルカ先生の唇って、柔らかいですね?」
「そ…そんな事、口に出さないで下さいッ!!」
「これからも、俺とルカ先生の“リアルな秘めゴト”は続いていくんで、覚悟しといて下さいね?」
Fin.