~your Love story~
すると、突然目の前に他校の男子生徒が現れて腕を引っ張られた。
ふぇ、ふぇっ?!
な、な、なんだ?!
「彼女のフリして 」
耳元でボソッと呟くと、体を密着させて腕を組む。
ひぃっ……な、な、何コイツぅ!///
痴漢だ痴漢っっ!
「「「そこだ、女といるぞ!」」」
「「「2人とも捕まえろぉ 」」」
「やべ…… 」
え、えぇ?!
これは……何だか分かんないけど、嫌な予感。
「悪いな 」
彼はそう言うと、私の腕を掴んだまま、勢いよく走り出した。
「ちょ、ちょっと…… 」
助けを求める暇もなく、強引にバスに乗せられると、一番奥の席に座らされた。