~your Love story~
家に着いて携帯を開くと、奏祐くんから着信が入っていた。
何だろう。
ベッドに座ってかけてみるけど、出る気配はない。
もう1度リダイアルして呼び出しはするけれど、奏祐くんは出なかった。
そういえば、来てほしい所があるって言ってた。
何だったんだろう。
「「「麻里ちゃん、ご飯だよ~ 」」」
「はーい、今行く! 」
また後でかけ直してみよう。
それに、用事だったらまた掛けてくるよね。
私はベッドに携帯を置いたまま下へ降りた。
《57へ》