~your Love story~
「浅香くんは……女の子に興味ないの? 」
ふとそんな質問を問いかけていた。
きょとんとした顔で私を見てる。
「あ……変な事聞いてごめん/// 」
私ってば、何言ってるんだろ。
そんな事言うつもりなかったのに。
「ないよ 」
涼しい顔をしてサラッと答えた。
一瞬表情が曇ったのが自分でも分かった。
そうなんだ……
「俺は1人の子にしか興味ないから 」
ふと真剣な表情になって、私をじっと見つめてくる。
「麻里也だよ 」
ドキン
どうしよう///
頬が熱くなってきて、顔が火照る。
それって、期待しちゃってもいいの?
恥ずかしくなって、浅香くんを直視出来ない。
「ずっと、麻里也だけを見てた。答え……聞かせてほしいな 」
「………/// 」
なんて言ったらいいのか分からないけど、私も同じ気持ち。
浅香くんが好き。
「私も……/// 」
そう照れ笑いを浮かべると、「マジで…」と呟いて、嬉しそうに微笑んだ。
そんな姿が、余計に愛しく感じた。
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