ティアラ2
「え、今日も作ってくれたの!?」
「マジで? これも手作り?」
クッキーの箱を渡したら、竹下くんたちは興奮気味に中を覗いてる。
「はい! 最近、お菓子づくりに目覚めちゃって。家族だけじゃ食べきれないから、みなさんにも」
満面の笑みで愛想を振りまく、あたし。
敵を倒すには、まず味方をつけなくちゃ。そう考えたあたしは、ここ毎日のようにお菓子やスイーツを差し入れにして、バイトに通ってるの。
「うめぇ!」
そりゃ、美味しいわよ。妹の美空は学校じゃ家庭科グラブに所属していて、習い事でも料理教室に通ってるんだから。
「ほんとアッキーが羨ましいよ」
そうでしょ、そうでしょ。あたしを彼女にした篤紀は、ほんと幸せ者よね~。
「マジで? これも手作り?」
クッキーの箱を渡したら、竹下くんたちは興奮気味に中を覗いてる。
「はい! 最近、お菓子づくりに目覚めちゃって。家族だけじゃ食べきれないから、みなさんにも」
満面の笑みで愛想を振りまく、あたし。
敵を倒すには、まず味方をつけなくちゃ。そう考えたあたしは、ここ毎日のようにお菓子やスイーツを差し入れにして、バイトに通ってるの。
「うめぇ!」
そりゃ、美味しいわよ。妹の美空は学校じゃ家庭科グラブに所属していて、習い事でも料理教室に通ってるんだから。
「ほんとアッキーが羨ましいよ」
そうでしょ、そうでしょ。あたしを彼女にした篤紀は、ほんと幸せ者よね~。