ティアラ2
ちぇっ。なんか急に、バイトを辞めたくなった。
せっかく、思いきって誘っ……。
「日曜」
背後にいる篤紀の声。控え室へと歩くあたしは、クルッと振り返る。
「お前、確か日曜は2時までだろ。俺、公園でサッカーしてるけど……来るか?」
相変わらず、素っ気ない口調。
表情のどこを探しても、笑みなんてひとつも見つからない。
でも、胸がキュッと締め付けられた。
……あたしのシフト、ちゃんと覚えてるんだ。
篤紀はちゃんと見てくれている。
嬉しかった。
「行く! 終わったら、そのまま会いにいく!」
なんか、昔に戻ったような気がしたの。
せっかく、思いきって誘っ……。
「日曜」
背後にいる篤紀の声。控え室へと歩くあたしは、クルッと振り返る。
「お前、確か日曜は2時までだろ。俺、公園でサッカーしてるけど……来るか?」
相変わらず、素っ気ない口調。
表情のどこを探しても、笑みなんてひとつも見つからない。
でも、胸がキュッと締め付けられた。
……あたしのシフト、ちゃんと覚えてるんだ。
篤紀はちゃんと見てくれている。
嬉しかった。
「行く! 終わったら、そのまま会いにいく!」
なんか、昔に戻ったような気がしたの。