full moon
10.
夏休みも残り少なくなっていた。





ミカの家にいる生活が続いていた。





あの日以来ユウキとも頻繁に連絡をとったり、遊んだりしていた。




相変わらず暗くなったら出かけて誰かと過ごす日々。




ミカが来れない日は一人で一緒にいてくれる誰かを探した。



誰でもいい。




寂しさを紛らわせてくれる誰かを毎日探してた。



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