full moon
次の日、いつもより早い時間に家を出た。



学校とは逆の方向に足早に歩く。






昨日あれから一人で考えた。


でも答えなんて出るはずがなかった。



結局ミカに電話かけていた。






インターホンを鳴らすとすぐにオートロックが解除されガラスの扉が開く。



エレベーターで目的の階につき急いで出ると、玄関からミカが顔を出し待っていてくれた。




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