full moon
13.
早めに教室に着き席に座っていると後ろから声をかけられた。



「ユウ今日早いね。」



振り返るとミカの姿があった。


ミカを見つけて安心したのかすぐに抱きついていた。



「どうしたのユウ?」


周りもミカも顔を埋める私を心配そうに見てきた。




一時間目のチャイムが鳴るころには、ミカと二人で屋上にいた。



昨日のユウキとの事を話す。



ミカはうなずきながら真剣に聞いてくれた。




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