隣のあいつ~番外編~
俺は小学校ぐらいから冷め始めた。

子供が夢見たって叶うわけないし、面倒くさいだけ。

小学生だった俺はこんなことを考えていた。

俺が坂本に言われた一番印象に残ってる言葉。

「あんたって、かっこつけてんの?」

別にかっこつけてるわけでもないし、お前に言われる筋合いねぇし・・・。

それから、坂本は俺にグチグチ言って来る。

小5の時、クラスで育ててたインコが死んだ。

生き物係だった俺と坂本とその他はそれを見たとき驚いた。

あんなに元気だったのに・・・。

坂本は泣いていた。
俺はそんな坂本を見て

「しょうがなくね?もうめんどいから、行こうぜ。」

そんなことを口にしていた。

パンッッッ!!!

!!

俺は坂本に平手打ちをくらった。

「最悪!!廉太郎の馬鹿!!」

坂本は行きのないインコを抱えて走って行った。
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