海の乙女

パーティー会場につくとドアマンが扉を開けてくれた。

その中にはキレイなドレスやタキシードを身にまとったたくさんの人と、豪華な料理が並んだ場所だった。

「うわ!ご馳走がいっぱいっすよ」


会場がざわめきが起こり、みんながある場所に注目していた。

「ロビン…すごくきれい…」

階段を降りてきたのはブルーのドレスを身にまとったロビンだった。

「ほお、なかなかだな…」

「」

パーティーも盛り上がりが最高潮に達しているころあたしは…

「ヒマだなぁ…」

壁の花と化していた。

ライトやフレッドはキレイお姉さんたちに強引に連れられ人ごみに紛れていった。

楽しそうに会話をしている。

お酒も飲んでいるのか少し顔が赤い気がする。

「ねえねえ、キミ」

「さっきからそこにいるけどパートナーとかいないの?」

「あ、えっと…その…」

「ずっとかわいいと思ってたんだよね。向こうで一緒に飲もうよ」

「ちょっとあたしの連れよ」

2人の男性はそそくさと去っていた。



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