あなたの愛は七つ星








「ここでいっか…」


先輩は屋上に出るドアの前で足を止めた。



「じゅなちゃんいきなりごめんね。」


ほんといきなりだな、、


「いえ!大丈夫です。ところで先輩…?」




「あぁごめん。俺は3年G組の牧野悠介《マキノ ユウスケ》。君に話があるんだ…」


3年生か。
何言われるんだろ、、


「何ですか?」




「俺と付き合ってくんない?」

はーひふーへほー♪
何ていった!?

付き合ってくんない?って言ったよね!?


「…・・」




「じゅなちゃん?」


あ!!



「何であたしなんですか?」

あたしは良く告られるけど、こんなにいきなりなんて初めて//


「じゅなちゃんに一目惚れしたんだ。だめ?」




「ごめんなさい。だめです。」
そんないきなりはないだろー!!



「なんで?好きな人いんの?」


好きな人…


「好きな人は、‥ぃませんけど。」














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