あなたの愛は七つ星
「で、どうしてこんな夜遅くに???お家の方はいいの??」
やっぱり迷惑だったかな…
「あたし母子家庭でほとんど家に1人だからさみしいって言ったら、ゆうすけがここに連れてきてくれて…」
「そうなの…それは大変ね。本当にいつでも来ていいからね??」
「はぃ。ぁりがとぅございます。でもこんな遅くに迷惑じゃなかったですか??」
「そんな訳ないじゃない!!わたしたちもここに2人暮らしなのよ。」
「そうなんですか!?こんなに大きいお部屋なのに????」
さっきから思ってたけど、この部屋は相当大きいし、景色が良くて高そうなお部屋…
「わたしたち、両親が不動産の社長でだからなの。だから全然気にしなくていいからね?」
社長!?
やっぱね…
ただならぬ空気漂ってるし!!!
「はぃ!!でも杏奈さん優しすぎますね。」
「そんなことないわ。」