最愛の君へ
あの日から

俺は頻繁にいづみにメールを送った

もちろん

しつこくメールしてたって意味じゃない

俺がメールを送ったり

いづみからメールが来たり

勿論

今まで女にメールした事なんて無かったから

最初はメールの返信に困ったりもした

けど

今となっちゃ

ちょちょいのちょい状態だぜ?

まぁ悪く言えば話がうまいだけかもしんねぇけど

そんな浮いた感情なんてまったくないし?

俺ってかなりな一途ってゆー事も判明したわけだ

そんな平凡毎日且つ幸せな毎日を過ごしてる中

俺はある名案を生み出した

もうすぐ卒業じゃん?

卒業と同時にいづみをデートに誘っちゃえ!!

計画

卒業式まで後一週間

そろそろ行動に移す為

俺はいづみにメールをした

『卒業式の日会わねぇ?』


一時間待てど

二時間待てど

メールがニャース!!

やばい!龍君かなりピンチ!!

引かれた!?

急すぎた!?

一人嫌な妄想をしていると

携帯のディスプレイには

メールの表示が

恐る恐る見てみると

『いいよ!』

の3文字!!!!!!!!
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