最愛の君へ
そんな事を考えてると

『偉く余裕だな龍。お前今から何されるか分ってんだろ?』

『あぁ』

『おぃ。先輩にあぁ?だぁ?分ってますだろ?あ゙ぁ?』

そう言って俺の髪を掴むなんちゃって野郎

『痛ぇんだよ。さっさとやれよ』

俺ってキレたらこんなキャラになるんだ

たぶんこいつらと怠慢したら勝てる自信有るぜ?

翔さんや聡さんには勝てないけど

『てめぇッッッッ!!!!!!!舐めやがって!!』

舐めてねぇ~よ

お前の顔なんか舐めたくもねぇ

勢いよく殴りかかる奴に俺は何故か腹がたって

気付けば足で蹴飛ばしていた

俺って…








強いんじゃね?

あぁでも手縛られてるしこれまでか…

もぉいいや…

どうなっても…

殴りかかる奴等を見て

俺は静かに目をつぶった


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