最愛の君へ
『は?』

怒りの声が入り交じっている厚化粧女の声は

酷く同様していた

『だ~か~ら~いじめとかバカかっつってんの』

サラッと冷たい言い方をするいづみは

まるで壱の女バージョン見てる様だった

何あの女!なんて言いながら

ヒステリック気味にその場を後にするあいつを見て

少し笑えた

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