最愛の君へ
彼女の姿を発見するや否や

無意識に校門へと走り出していた

俺の事待ってるかなんてわかんねぇのにさ-…

『なぁ壱』

『ん?何?』

『あの子が例の紹介の子?』

『うん☆すっげー美人じゃね?』

『あぁ。…でもあの女…』

『え?』

『いや。何でもねーよ。』

『???拓ちゃん知ってるの?』

『否。知らねぇ。にしても龍の野郎あの女にまんざらじゃなさそうだな(笑)』

『だね☆走り出しちゃってるしな(笑)あれ?まこっちゃんわ?』

『あいつはまた呼び出し~』

『また?』

『あぁ。そろそろあいつやばいかもな。』

『だね…。』
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