最愛の君へ
『冗談なわけないでしょ!!一人じゃ危ないじゃない!!』

『子供じゃないんだから大丈夫だよ~…』

『物騒な世の中なんだから危ないっつってんの!!龍君いいよね?』

喜んで!!

なんて恥ずかしくて言えねぇ

『あぁ…』

『じゃあ決まり!!』

『もぅっ………龍君ごめんね?』

か…

可愛い…

その上目遣いは反則だろ…

ヤバイ

俺相当ベタ惚れだな

『全然構わねぇよ』

『ありがとぅ!』

ニコッて笑った彼女に

俺の顔は赤面状態

彼女を家へ送り届けるまで

俺の心臓がバクついていた事など

言うまでも無いく

そしてちゃっかりケータイ番号を交換しちゃった事も

言うまでもない

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