梅の華
毎日、学校の帰り道に
あの梅の樹の場所で
俺達は会って、梅が見える公園のベンチで座って
たわいもない話をする。

そんな時、恋梅がボソッと梅を見つめながら
「時間がない・・・。」
と呟いた。

そんな横顔に俺はドキドキしながら、聞いた。
「え?なんで?」

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