素顔の先輩と甘い休息〜番外編〜

「ありがとう、翠央ちゃん。すげぇ嬉しいよ…。大切に毎日使うからね…。」


ニッコリ笑うと、翠央ちゃんはベンチに置いてあった紙袋も俺に差し出した。


「あの……これは今日のお昼ご飯に…と思って、お弁当です…。もしかしたら、口に合わないかもしれないですけど…」


「そ、そんなことあるわけないじゃん!!お弁当まで作ってくれるなんて…嬉しすぎだよ、本当にありがとう…翠央ちゃん。」


思わず俺も立ち上がって、お弁当の入った紙袋を受け取った。


あー、感激としか言い様がない…。


翠央ちゃんの手作り弁当食べれるなんて……


俺にとって、かなりのサプライズだ…。



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