素顔の先輩と甘い休息〜番外編〜
二人に手を振られて見送りされる中、俺は嬉しい気持ちで満たされながら、家へと向かった。
匠と翠央ちゃんを見てると、幸せ感じまくりだな…。
ふと、歩く足を止めた俺は、空を見上げた。
これから先、新しい出会いもあるだろうから、匠みたいな素敵な親友や、いい恋が出来るといいな…。
翠央ちゃんに抱いた淡い恋心は散ったけど…
今度は、匠たちみたいに甘い甘い恋に落ちれるような…
そんな女の子に出会えますように…。
俺は、キラキラと希望に満ちた空に微笑みを浮かべた。
*Side留羽 end*