素顔の先輩と甘い休息〜番外編〜

「た、匠先輩っ!わ、私は…えっと……食べられませんので、他にないですか?」


固まっていた翠央が、ぎこちなく売場を見回した。


そういう答え方も、翠央らしくて微笑ましい。


まあいっか…。
弁当のことをずっと考えていても仕方ねぇよな。


これから、翠央の家で手作りの昼ご飯を食べるわけだし…。


その後は…
二人きりの時間をゆっくり過ごそう…。


理性を保ったままでいられるかは、分からねぇけど。


< 223 / 229 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop